清水高校のインターンシップを受け入れました

7月19・20日、北海道十勝・清水町にある北海道清水高等学校からインターンシップ生1名を受け入れました。インターンシップ受け入れは初めてのことで、こちらも緊張しつつ楽しみにしていました。

1日目~工場見学から実機を使ったロボット操作までを体験

インターンシップ生のA君が通う清水高校は、1997年に北海道初の「総合学科」になった学校です。普通科と専門学科の両方を学べるため、卒業後の進路が幅広いのが特徴なのだとか。A君は数あるコースの中から、技術的な実践力を身に着ける「科学技術」系列を選択しているそうで、今後の授業には溶接経験もあるとのこと。これは頑張ってもらいたい!

まずは橘井鉄工所の工場見学からスタート。
橘井鉄工所の大きな機械を見て「学校の機材と違う!」と驚いたようす。学校で見て、実感しているからこそ違いに気づくのですね。


シャーリングマシンの操作体験。基本的な「鉄板を切断する」というお題に取り組んでいます。マシン操作は初めてというA君でしたが、楽しそうに切断しています。


さらに溶接ロボットのティーチング作業を体験してもらいました。ティーチングとは、ロボットに動作方法を教えることで、この工程がなければロボットは動きません。手に持っているペンダント(動作を教えるときに使う、ゲーム機のコントローラーのようなもの)を使って行います。ティーチングは各動作に応じた適切なプログラミングが必要で、効率よく作業をするためには専門的な知識を要します。しかし若いからか、非常に覚えが良い!感心しました。

2日目~アーク溶接にチャレンジ!モノづくりの楽しさを知る


2日目はさまざまな溶接に挑戦してもらいました。今後、授業で溶接を行うとのことで、一足お先に初体験です。


初心者は大抵「アーク溶接棒が板にくっついてしまう」のがお約束。しかしA君は上手にくっつき回避!これには周りの技術者も「センスいいね~」と感心していました。


A君が溶接した鉄板です。なかなかの出来栄え。筋が良いので将来が楽しみです!

インターンシップ終了後、A君から手紙が届きました。それには丁寧なお礼と「今後の実習や資格取得に役立てたいです」と決意が書かれていました。A君の将来に、なにか役立ってくれたらうれしいです。

初めての受け入れでしたが、今後も地域貢献と次の世代の育成に向け、さまざまな取り組みを行っていきたいと思います。

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